latex/acro/acro\343\203\221\343\203\203\343\202\261\343\203\274\343\202\270\343\202\222\344\275\277\343\201\243\343\201\246\351\200\224\344\270\255\343\201\213\343\202\211\346\255\243\345\274\217\345\220\215\347\247\260\350\241\250\350\250\230\343\202\222\345\206\215\351\226\213\343\201\231\343\202\213.md
... ...
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1
+論文にて正式名称表記を管理するときに便利なのがacroパッケージ。
2
+アブストラクトで一度正式名称を示し、1章が始まった段階でもう一度正式名称を示したいときにどうしたら良いか?
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+以下の文章はGPT-4oで生成した。
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+
5
+**user**:
6
+
7
+```
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+\usepackage{acro}
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+を使うとき、ファイルの途中からまた正式名称表記をスタートできるか?アブストラクトが終わった後、1章が始まる際にもう一度正式名称表記したい。
10
+```
11
+
12
+**assistant**:
13
+
14
+はい、`\usepackage{acro}`を使用する際、ファイルの途中から正式名称表記を再スタートすることが可能です。具体的には、アクロニムをリセットすることで、再度そのアクロニムを初めて使用する際に正式名称を表示することができます。
15
+
16
+以下の方法でリセットを行うことができます。
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+
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+1. アクロニムの定義時に`reset`オプションを指定する。
19
+2. ドキュメント内で特定の場所でリセットする。
20
+
21
+例えば、アクロニムの定義時に`reset`オプションを使用する方法です。
22
+
23
+```
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+\documentclass{article}
25
+\usepackage{acro}
26
+\acsetup{reset=true} % これにより各章ごとに自動的にリセットされる
27
+
28
+\DeclareAcronym{NASA}{
29
+ short = NASA,
30
+ long = National Aeronautics and Space Administration
31
+}
32
+
33
+\begin{document}
34
+
35
+\begin{abstract}
36
+This is the \ac{NASA}.
37
+\end{abstract}
38
+
39
+\section{Introduction}
40
+Here we mention \ac{NASA} again.
41
+
42
+\end{document}
43
+```
44
+
45
+この方法では、各章が始まるたびに自動的にアクロニムがリセットされ、再度初めて登場するアクロニムは正式名称が表示されます。
46
+
47
+また、手動でリセットする場合は、以下のようにします。
48
+
49
+```
50
+\documentclass{article}
51
+\usepackage{acro}
52
+
53
+\DeclareAcronym{NASA}{
54
+ short = NASA,
55
+ long = National Aeronautics and Space Administration
56
+}
57
+
58
+\begin{document}
59
+
60
+\begin{abstract}
61
+This is the \ac{NASA}.
62
+\end{abstract}
63
+
64
+% ここでリセット
65
+\acresetall
66
+
67
+\section{Introduction}
68
+Here we mention \ac{NASA} again.
69
+
70
+\end{document}
71
+```
72
+
73
+この例では、`abstract`環境の後で`\acresetall`コマンドを使って全てのアクロニムをリセットしています。このようにすることで、`Introduction`セクションで再び`NASA`を初めて使用する際に正式名称が表示されます。
74
+
75
+お好みに応じて、これらの方法を選んでください。