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自分は高校生のときに初めてアニメ版のエヴァを見て、そのときからエヴァはめっちゃ好き。時間的には、多分Qの公開前後くらいに、初めてエヴァを見た。コロナ前からシン・エヴァンゲリオンの予告は出ていたわけだけど、もう正直エヴァはどこに着地させるのか全く想像できなくて、どんな終わり方でもエヴァはそれでいいと思っていた。(ただ、蓋を開けてみたら総集編だったは勘弁してほしいなとは思ってたけどw) 今日はその期待を遥かに上回ってくれていた。まずどの登場人物についても丁寧に話があるのがすごくいいと思った。冒頭12分は前日にYoutubeで公開されたので、それを見てて知ってたわけだけど、そのあとに一番最初に出てくるのがトウジ。てっきり死んだんだと思っていたら、レイとシンジを、トウジとケンスケが助けてくれるっていう。エヴァの話はこれまでネルフの人間が中心で、そこらへんで生活しているはずの人間については殆ど触れていなかった。それが今回この映画で触れることで、大多数の人間は頑張って今日を生活しているんだということを思い出す。そんな中でも、渦中の人物のシンジを迎えてくれるトウジの存在はめっちゃ良かった。「けったいなことはわしには分からんけどなあ」と言うトウジのおかげで前作までの悪夢をとりあえず横においておける安心。
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-やっぱりエヴァを見てると、シンジ一人になぜ全てを押し付けたんだろうか?という疑問が湧くわけだけど、それについてもちゃんと蹴りをつけてるのが良かった。ミサトさんもちゃんと人間で、シンジに押し付けたことに対して後悔の念を抱いてたわけだし。結局ゲンドウのユイに会いたいっていう身勝手な望みがあそこまで膨らませてしまったというのはなんとも現実離れしている感じはあったけれど、でも事実としてああやって世界が大変なことになっちゃってるわけだし、ちゃんとゲンドウの言葉で説明させてるのも良かった。最後の槍を作るときも、リツコさんの謎技術とマヤがなんとか終わらせるそのお約束も、特に説明無しで進化していく8号機も、今作だからこそ許されたんだと思う。特にマリは、全てを終わらせるために必要だったと思う。シンジが全員を助けて、でも彼も帰ってこれる理由として、マリは必要だった。シンジに直接助けに行くには、マリに比べると他の人間は相対的に背負っているものが重すぎるし。破を見たときは突然出てきたなあって思ってたけど、このために取ってたと考えればいいじゃんね。
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-この曲とともに結局シンジだけがみんなの不幸を背負って終わりでもなく、かといって積み上がった問題をそのまま放置するでもなく、それぞれを一つずつ言語化して終わらせていってくれたおかげでスッキリした。正直まだ理解できてないところが色々あったので、また見ないといけないw
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+やっぱりエヴァを見てると、シンジ一人になぜ全てを押し付けたんだろうか?という疑問が湧くわけだけど、それについてもちゃんと蹴りをつけてるのが良かった。ミサトさんもちゃんと人間で、シンジに押し付けたことに対して後悔の念を抱いてたわけだし。結局ゲンドウのユイに会いたいっていう身勝手な望みがあそこまで膨らませてしまったというのはなんとも現実離れしている感じはあったけれど、でも事実としてああやって世界が大変なことになっちゃってるわけだし、ちゃんとゲンドウの言葉で説明させてるのも良かった。最後の槍を作るときも、リツコさんの謎技術とマヤがなんとか終わらせるそのお約束も、特に説明無しで進化していく8号機も、今作だからこそ許されたんだと思う。特にマリは、全てを終わらせるために必要だったと思う。シンジが全員を助けて、でも彼も帰ってこれる理由として、マリは必要だった。シンジに直接助けに行くには、マリに比べると他の人間は相対的に背負っているものが重すぎるし。破を見たときは突然出てきたなあって思ってたけど、このために取ってたと考えればいいじゃんね。その辺の話が松任谷由実の曲とともに終わるラストのところは泣いた。とともに結局シンジだけがみんなの不幸を背負って終わりでもなく、かといって積み上がった問題をそのまま放置するでもなく、それぞれを一つずつ言語化して終わらせていってくれたおかげでスッキリした。正直まだ理解できてないところが色々あったので、また見ないといけないw